人の財布は覗けない!気になる住宅ローンの平均を紹介!

これから住宅ローンを申し込む人の中には、みんながいつ?どのくらい?でマイホームを購入したかなど知りたい人多いんじゃないですか?

貯金額を聞くのと同じくらい、まわりの知人や同僚に聞きづらいけれど気になるのが、マイホームの購入とお金・住宅ローンにまつわることなんじゃないでしょうか。

気になっている間はシミュレーションを何度していてもどこかうわの空で、もやもやして将来への不安は拭えなかったりするものです。

今回は国土交通省が発表している「平成29年度住宅市場動向調査報告書」をもとに月々の返済額や購入時の世帯年収などいくつかの平均をご紹介します。

こちらを参考に無理のない住宅ローンを考えましょう。

こちらの記事は約5分で読むことが出来ます。

住宅ローン借入額の平均額

マイホームを購入する際には頭金と金融機関からの融資を購入資金に充てますが、まずは借入額の平均から見ていきましょう。

物件種類

住宅ローン借入額

注文住宅

3,004万円

分譲戸建

2,827万円

中古戸建

2,396万円

分譲マンション

1,540万円

中古マンション

1,166万円

全体

2186.6万円

やはり注文住宅は価格も高いので、借入金額も大きくなりますね。

それに同じ立地や大きさであれば新築の方が中古よりも当然高いので借入額が大きくなるのもうなずけますね。

住宅ローンの購入資金の平均額

この部分を気にされている人は非常に多いです!ただ物件によりお金が発生するもの、しないものとありますので確認しましょう。ここには頭金だけでなくその他の諸費用も含んだ金額になります。

物件種類

頭金平均額

注文住宅

919万円

分譲戸建

803万円

中古戸建

1,033万円

分譲マンション

1,333万円

中古マンション

1,032万円

全体

1,024万円

想像していたよりも多くないですか?もちろん貯金だけでなく親御さんからの援助があるケースも中にはありますが、あくまで平均ですので必ずしもこれだけの額が必要なわけではありませんのでご安心ください。

頭金なしでも住宅ローンを組むことは可能ですが、多ければ多いほど審査は有利になりますし、金利が低くなるなどの優遇があります。ただ頭金を貯めるのに時間をかけるより、繰上返済をすることの方がメリットがあるケースもあります。

頭金を意識するあまり手元のお金をほとんど出してしまってはその後の生活に苦しむことになりかねませんので、生活にかかるお金は別に管理しておくなりして優先順位を間違えないようにしましょう。楽しい生活あってこそのマイホームですよ。

住宅ローン返済額と返済負担率の平均値

ここでは年間額と月々の返済額、返済負担比率について見ていきましょう。

物件種類

住宅ローン返済額(月/年)

返済負担率※

注文住宅

10.875万円/130.5万円

20.5%

分譲戸建

9.333万円/119.2万円

18.4%

中古戸建

9.166万円/110万円

17.7%

分譲マンション

10.258万円/123.1万円

17.0%

中古マンション

8.033万円/96.4万円

15.6%

全体

9.653万円/115.84万円

17.84%

月々の返済額については年間の返済額を12分割したものになっていますが、年1~2回ボーナス払いでの返済を組み込んでいる方の場合は変動してきます。

物件の価格には大きな開きはありましたが、返済額にしてみるとあまり開きがないことがわかりますね。

※返済負担率……年収に対する年間返済額の割合のことを指し、金融機関の審査の項目にも入っている。35%を目安に設定されていることが多い。

マイホームを購入時の平均世帯年収

この金額は世帯主だけでなく、共働きしているのであれば合計の年収になります。

物件種類

世帯年収平均

注文住宅

670万円

分譲戸建

665万円

中古戸建

616万円

分譲マンション

745万円

中古マンション

622万円

全体

663.6万円

ここでいう年収とは税金や社会保険料が引かれる税込年収であり、手取り額ではないのでご注意ください。

共働きの場合、夫婦でペアローンを組み住宅ローン控除を二人分利用することも可能ですので覚えておくと良いでしょう。

マイホームを購入時の平均年齢

友人や同僚がマイホームを持ち始めて焦っている人もいると思いますが、ひとまず平均を見ていきましょう。

物件種類

平均年齢

注文住宅

40歳

分譲戸建

37歳

中古戸建

42歳

分譲マンション

40歳

中古マンション

44歳

全体

40.6歳

どれもあまり変わらないですね。もちろん中には20代で購入されている方もいますので早い遅いどちらが良いとは一概には言えないですが、住宅ローンは多くの方が借入年数を35年前後と設定されていますので、逆算して考えるといつまでにはと計算が立ちやすいと思いますよ。

ただ、一般的に金融機関では完済時の年齢に制限を設けていますのでご自身の年齢と住宅ローンの借入年数はしっかり考えておきましょう。

住宅ローンの返済期間の平均

住宅ローンの平均返済期間はどれほどなのか見ていきましょう。これは借入年数ではなく完済までに要した期間の平均になります。

物件種類

平均返済期間

注文住宅

31年

分譲戸建

30年

中古戸建

26年

分譲マンション

29年

中古マンション

25年

全体

28.2年

住宅ローンは借金に他なりません。早く返せるなら早く返したいと思われますが、返済期間は金利も低いため無理に繰上返済などをして生活を圧迫する必要はありません。

繰上返済を検討しているのであれば貯金などお手元にあるていどの余裕ができた際にしましょう。その際に手数料を取られることもありますので事前に確認しましょう。繰上返済をした分借入年数を短縮出来れば、支払う金利も少なくなりますので計画をたて無理のない範囲で行いましょう。

それに返済期間の長さは決してデメリットではありませんよ。

最後に

いろいろな平均を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

思っていたよりも違っていたことあったんじゃないでしょうか?

ただ、あくまで平均ですのであまりにもかけ離れていたからと余計な不安を抱く必要は全くありません。

月々の返済額にしても今、賃貸に住まわれているようであればその家賃が住宅ローンに変わるだけです。選ぶ物件や金利次第では今より支払いが減る可能性だってあります。

一番大事にして欲しいのが返済負担率になります。これが30%を超えてくると生活に影響を及ぼすリスクがあります。
加えて住宅ローンは超長期的な借入です、当初は問題がなくても子どもの成長や医療費などで後々苦労することも珍しいことではありませんので、先を見据え返済負担率を判断してください。

そうすると自ずと借入希望額や用意すべき頭金などが見えてくるはずです。


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