全集中!ワンルームマンション投資の失敗例&成功のポイント

ワンルームマンション投資がどういったものか以前に解説しましたが、今回はよくある失敗例や成功のポイントを解説します。

以前の記事を読まれていない方はこちらから読んでもらえると、よりわかりやすいかと思います。

投資をするからには、誰だって失敗したくないですよね?

これから始める方であれば尚更、これを知ると知らないでは大きな差になってきます。

ポイントをしっかり押さえて不動産投資を始めましょう。

正直、失敗しないためのポイントはそんなに難しいことではないんです。

四六時中、全集中の呼吸する方がはるかに難しいです。

この記事は約5分で読めます。

よくある失敗例

入居者不足で空室期間が長くキャッシュフローが悪化

ワンルームマンション投資は、サブリース(家賃保証)を除き購入した部屋に入居者がいないと当たり前ですが家賃収入が入らずに返済や月々の修繕積立金などを購入者のお財布から支払うかたちになります。

そうなってしまっては想定していた利回りを大きく下げる要因になってしまいます。

空室期間が1ヶ月程度であればキズも大きくなりませんが、これが3ヶ月、半年と続いてしまってはキャッシュフローは一気に悪化してしまいます。

また、空室が続いた際に入居をつけるために広告やフリーレント(無料賃貸)などさらに費用がかかる場合もあります。

絶対に入居が入るなんて都合の良い方法はありません。ただ、空室になってしまう可能性を低くすることは出来ます。
立地が良く、利便性が高い物件は入居が外れてしまってもすぐに次の入居者が付く傾向にあります。より良いのが、築年数の浅い物件や設備仕様が新しい物件の方が人気があります。
ですので、購入時には駅までの距離だけでなく都心までのアクセスや、物件のクオリティ(築年数や設備)も合わせて確認しましょう。

売却しようとしても資産価値が低くて売ることが出来ない

そもそもワンルームマンション投資の物件は、マイホームなどの物件に比べて相場が高いことがほとんどです。

加えて現物資産である以上経年劣化が進めば資産価値が下がることは避けて通れません。
売却益を出すにも頭金が少ない分10年経過しても返済はそんなに大きく減るものではありません。

資産価値が下がることを見越したシミュレーションを行い、出口戦略を考え用意しておきましょう。
早期完済や売却のタイミングや、それに合わせた繰上返済の時期や金額を考慮しておくとグッドです。
また、管理費や修繕積立金もずっと同じ金額ではありませんので、長期修繕計画なども加味して考えておきましょう。

違法なローンとは知らずに契約してしまった

前提のお話ですが、不動産投資ローンと住宅ローンは全くの別物です。投資目的の物件を住宅ローンを使って購入することは詐欺行為とされ禁じられています。多いのが「フラット35」を使っての購入の勧誘です。

金利が低くシミュレーションの数字も魅力的なため、違法行為とは知らずに購入してしまうケースが多発しました。

ただ、不正が明るみに出た場合、残債の一括返済を求められるケースもあり自己破産する人まで出た始末です。朝日新聞記事:フラット35を悪用し不動産投資 「住む」偽り賃貸用に

投資用のローンと比べると住宅ローンの審査の方が基準が低いため、悪徳業者は「審査のハードルが低いからチャンスです」「金利が低いから収支がすごい良くなります」などと言葉巧みに勧誘してきますが、違法に変わりありませんのでそんな提案をされるようであれば突き返しましょう。
仮に組めたとしてもバレてしまった時のリスクの方が甚大です。

成功への5つのポイント

投資とつくからにはもちろんリスクもありますし、誰しもが成功するというわけでは当然ありません。ただ、失敗するリスクを限りなく減らすことが成功への近道になるはずです。

では、失敗しないためにはどうすればいいのか不動産投資サイト【楽待】を参考に5つのポイントを解説します。

ワンルームの賃貸に住む方が物件を選ぶ際の優先順位で上位に来るものです。駅徒歩10分以内、都心へのアクセス(通勤経路・時間)、コンビニやスーパーなどが近くにある利便性などを気にされます。自分が住んだと仮定して物件を選定するとわかりやすいと思います。
ただ大前提として人口が多く地価の高いところが鉄則です。わかりやすい所だと東京23区内です。
流行り廃りがあるので一概には言えませんが、近年入居者が好まれるものとして、オートロックやモニター付インターホン、監視カメラなどのセキュリティ設備・バストイレ別・浴室乾燥機・宅配ボックス・ウォークインクローゼット(多収納)などがあります。
人気のある設備が備えてある物件は、入居者が付きやすく空室が起こりにくくなります。
立地と同じくらい優先順位が高い項目になり、周辺相場と比べて高くなっているようであれば入居者は付きづらくなります。物件によっては家賃保証いわゆるサブリースで一定の家賃を保証してくれるものもあります。
ただ、サブリースの場合本来の家賃の80~90%程度とすることが多いためその分費用はかかります。
さらに近年シェアハウスの家賃保証をめぐるトラブルもあり、結果その会社は破綻しオーナーは多額のローンと空室だらけのシェアハウスが残る形になってしまいました。
マンションを購入した場合、物件価値を維持するためには修繕が必要になります。それが外壁塗装や排水管工事などを行うための必要な修繕積立金です。各戸のオーナーは月々の積立が義務付けられています。
総戸数の多い物件の方が、1オーナーあたりの負担金が小さくなることが多いので物件を選ぶ際は総戸数も気にしましょう。
また長期修繕計画で将来的に値上げが予定されていることもありますので、合わせて確認しましょう。
初心者でも始めやすいので人気を集めていますが、全部人任せであったり本やネットの成功事例だけを鵜呑みにしてはいけません。特に成功した体験談などを見ると自分でも出来そうなどと錯覚に陥ってしまいがちです。
本やネットから情報をピックし知識を得ることはもちろん大事ではあります。
ただ、法律や社会情勢の変化などで状況は全く一緒なわけではありません。実際に内見し近隣を歩いたり、最新の情報を仕入れ時代に合ったものを選択していくことが重要です。

最後に

ワンルームマンション投資をされる目的は様々です。その目的を実現するにはどうするべきか確認した上で、ワンルームマンション投資をスタートさせましょう。

こんなはずじゃなかったと後悔しないように不動産会社やネットの情報だけを鵜呑みにせず、丁寧に物件を選別し理想とする物件を見つけましょう。生殺与奪の権を他人に握らせてはいけませんよ。

初めはいろいろ目移りして分かり辛いかもしれませんが、ポイントを理解し一つ一つ絞っていけば決して難しいことではありません。

どんなに優れた投資家であっても始めはみんな初心者です。何もしなければ成長はありません。


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