住宅ローン申込むなら?メガバンク・地方銀行・ネット銀行!?

これからマイホームの購入を検討されている皆さん、住宅ローンをどこで申込んだら良いか悩んでいませんか?
また、不動産会社に案内された銀行にしようとしている方も一度、よく見比べてください。

今、住宅ローンは選ぶ時代です。

銀行の規模に関係なく、どの銀行も顧客獲得に必死になっています。

そのため審査が以前に比べ間口が広くなっていたり、金利の引き下げ競争も激化しています。

正直、有力な融資先が少ない銀行にとっては融資に前のめりになっています。

金融庁も過当競争を懸念し、2015年1月大手銀行や一部の地方銀行を対象に緊急調査に乗り出したほどです。

そこで今回は、住宅ローンを取り扱うメガバンク・地方銀行・ネット銀行のそれぞれメリット・デメリットを解説していきます。

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メガバンク(都市銀行)

メガバンク(都市銀行)とは、みずほ・三菱UFJ・三井住友を3大メガバンクと言われ、りそなも規模からメガバンクと言われています。

  • 金利は最近勢力を伸ばしているネット銀行に比べると若干高くなっていますが、それでも圧倒的な資金力が背景にありますので全然低くなっています。
  • また、住宅ローンを組む際にセットで紹介される火災保険、生命保険も魅力的なラインアップになっていることが多いです。それまで保険を見直す機会がなかった人にはとても好評です。
  • 他の2つに比べると、ギリギリの融資はしてくれないことがほとんどです。メガバンクは先ほども書いたように、資金力に余裕があるのでリスクをわざわざ取らないとお考え下さい。なので融通があまり利きません。
  • そして、これは地方在住の方ならお気づきの方もいるかもしれませんね。ずばり地方に支店数が少ない、または無い!なんてこともあります。旅先でATM探すのみ一苦労なんて経験された方もいるんじゃないでしょうか?なので地方への出張や単身赴任の多い方にとってはネックになってきます。

地方銀行

地元の看板を背負ってる銀行ですね。私の地元ですと、千葉銀行や千葉興業銀行などがそれになります。JAや信用金庫(信金)も細かく言うと違うところはありますが、今回は大きなくくりで見てこちらでご案内します。

  • 住宅ローンに関しての審査が、メガバンクやネット銀行に比べ若干ですが優しくなっています。メガバンクでは審査が通らない契約社員などの方でも、どうにかこうにかして審査を通そうとする気持ちが地方銀行には強いです。先の通り、メガバンクは地方の場合だと近くに店舗がないことも多いですし、ネット銀行は店舗がないため直接相談することができません。ですが、今住んでいる地域や住む予定の地域にある近い店舗で気軽に申込や相談ができるのも魅力のひとつでしょう。
  • あとこれは私の主観も入ってるかもしれないのですが、基本的に窓口で対応してくれる方や、外回りの営業の方たち皆さんが親切ですごい親身になって相談にのってくれます。対応もスピーディなのもうれしいですね。
  • これはずばり金利が高いということです。この背景には限られた融資の中で貸す側としても利益を出さなければならないからです。ただ最近では地銀でもメガバンクに匹敵するような金利を打ち出しているところもありますので、地銀だから必ず高いということではありません。
  • また、多くの地銀では管轄するエリアに住まいがある方または、住もうとしている方でないと融資が難しくなります。これはやはり管理のコストやリスクを懸念するとそうせざるを得ないからでしょう。

ネット銀行

時間が取れずになかなか銀行や窓口に行けない人にとってネットで手続きできるのは大きなアドバンテージであり、不動産流通経営協会の調査によると民間で住宅ローンを利用する人の4人に1人(24.0%)はネット銀行の住宅ローンを利用し、その利用者は年々増加傾向にあります。(不動産流通経営協会による2020年7月の調査)

  • なんといっても金利と手数料が低いことですね。これは特定の窓口なども持たない分人件費や、店舗の費用がかかってこないためです。さらに保証料や、団体信用生命保険料、繰上返済手数料がすべて無料ということも珍しくありません。
  • また、ネットでの申込のため銀行に中々いけない人も手が空いてる時間に進められ、必要書類も郵送で大丈夫です。auじぶん銀行の住宅ローンは審査から契約手続きまで全てネットで完結します。書類の郵送もいりません!そのうえ最短10日で完結します!
  • 窓口がなく対面でのやり取りでないため、審査に必要な書類など自分で用意し記入しますが、記入漏れや書類の不備があると都度返却され対応することになります。どうしても個人でやる分気づきにくいところはありますので注意が必要です。
  • 顧客に直接ヒアリングを行い、評価を行うメガバンクや地銀などであれば、審査は勤め先の企業を指標に行われますが、ネット銀行では評価の指標がないため、非上場企業や自営業の場合審査に落ちる可能性があります。
  • またつなぎ融資※にも対応していないことが多いので注意が必要です。建売の場合は問題ないですが、土地から買わないといけない注文住宅、規格住宅などでは注意が必要です。
    ※つなぎ融資とは、住宅ローンが実行される家の引渡しのタイミングより前に、土地の代金や着工金などの支払いで使う融資です。住宅ローンの前借りというイメージですね。つなぎ融資に対応していない場合ですと、現金を何とか用意するか、別のつなぎ融資を探さなくてはいけないのですが、つなぎ融資単品でやっているところは少ないです。

最後に

申込に不安を感じる方や諸費用、つなぎ融資についても詳しく聞きたいという方は手取り足取り教えてくれるメガバンクや地方銀行がおススメです。ただ、中々窓口に行く時間が取れないという方はネット銀行で申込むと良いかもしれません。自分でやると言っても確認しながらやれば特段難しいことではないはずです。電話対応で教えてくれるネット銀行もありますので安心してください。

長期的な返済を見据えると繰上返済手数料などの違いも大きく関わってくると思いますのでマイホームのことを考えるように、住宅ローンのこともしっかり考えましょう。

マイホームは一生の買い物ですので焦らずに総合的に判断し決断することが大事になってきます。


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