結婚や子どもの成長に伴い今の住まいも手狭になってきたからそろそろマイホームをと考えていると、まずは戸建かマンションどちらにしようか悩んでいませんか?
都心に近い方なら尚のことだと思います。
庭付き一戸建ても魅力的だけど、駅近のマンションも便利だし…どっちも良いんだよな~なんて、戸建派、マンション派で意見は色々あるでしょうし、ご家族間で希望が合致しないなんてことは決して珍しいことではないんじゃないでしょうか?
そこで今回は新築に限定して戸建・マンションのメリット・デメリットを解説していきますので、判断に迷っている方や、最後の一歩が踏み出せないでいる方も必見です!
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戸建のメリット・デメリット
- 自由に建替えやリフォーム・増築が出来る
- 住居が独立しているため、騒音面やプライバシー面で安心できる
- 庭など自由なスペースがある
- 管理費や修繕積立金、駐車場代などの月々のコストがない
- 築年数が経過しても土地の資産価値はあまり変わらない
- 住宅ローンを完済すれば老後の住居費に困らない
- 修繕積立金がないため修繕費は自分で用意する必要がある
- 同じ立地のマンションに比べ価格は高くなる
- セキュリティー面を自分で対策しなければならない(監視カメラなど)
- 売却時に予定より金額が安くなることが多い(解体費などがかかる可能性があるため)
マンションのメリット・デメリット
- 同じ立地の戸建に比べ価格は安くなる
- セキュリティー面で安心がある(オートロックや防犯カメラなど)
- 戸建に比べ物件の選択肢が多い
- 引っ越しや住み替えがしやすい
- 戸建では味わえない景色が見れる
- 物件によっては管理組合への参加義務がある
- 騒音などのトラブルを懸念する必要がある
- 管理費や修繕積立金、駐車場代などのコストがかかる
- 住宅ローンを完済しても上記のコストは発生する
ライフスタイルから考える
さてここまでそれぞれのメリット・デメリットについて書いてきましたが、それだけで選べるわけではないですよね。独身や共働きであったり、子どもの成長や実家との距離など様々なライフスタイル、家庭環境にも大きく左右されるものです。
今までご紹介させていただいたお客様の傾向や市場の動きなどからタイプ別にするとこのような感じです。
戸建向きタイプ
- コロナのこともありテレワークやリモートの波及に伴って郊外に戸建を構える人が増えてきています。
子どもがいるご家庭ではやはり騒音などで迷惑はかけられないですし、プライバシーの面から見ても安心できますよね。 - また、どこかのタイミングで親との同居を考えれいる人や、その可能性があるなんて人は増築などで都度対応できる戸建をオススメしてます。
マンション向きタイプ
- 自分では管理が難しい方や、セキュリティー面に魅力を感じる方にはマンションがおススメです。
加えて、戸建に比べ駅近の物件も多いので通勤・通学の利便性にも優れています。 - 管理組合への加入が義務付けられていることがほとんどですが、年々希薄になっているご近所付合いが出来てコミュニケーションが取りやすいので、それが特段わずらわしいと感じない人の方が向いていますね
かかってくるコストは?
どちらかを判断するのにやはり大事になってくるのは【お金】の部分ですよね。
項 目 | 管 理 費 | 修 繕 積 立 金 | 駐 車 場 代 | 固 定 資 産 税 | 火 災 保 険 |
戸 建 | × | △ | × | 〇 | 〇 |
マンション | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
表だけ見てもわかるようにコストは圧倒的にマンションのほうがかかります。戸建の修繕の場合は、必要な部分だけ補修や改修が出来ますのである程度好きなタイミングで行うことが可能です。ただそれを見越して自分で貯金などで用意しておく必要はあります。
また「日本FP協会 夢をかなえる くらしとお金のワークブック」によると、マンションと戸建の30年間の維持費では総額で約1000万円マンションのほうが多くかかるとされています。※同じ条件・金額の物件を購入した場合
ただ、この金額はあくまで目安であって変動は起こりえますのであくまで判断基準の一つとしてお考え下さい。
コロナによる変化や影響
働き方改革の一環でテレワークやリモートワークが推奨され、世間的にも大分浸透してきました。ただ、その影響により住まいへの考え方や、選択に大きな変化が起きています。
これまでは毎日、会社に出勤していたため通勤時間を鑑みて都心に近い物件を選ばれる方が多かったですが、働き方改革を取り入れる企業が増えたことで通勤の利便性から物件を選ばれる方が減ってきています。
環境さえ整っていれば今まで検討していなかったエリアでも働ける時代になってきているからに他ならないでしょう。
実際にテレワークがきっかけで引っ越しを考えている方は既に引っ越しを済ませた方を含め37%となっており、引っ越しをしてみたいまで含めると半数以上の52%にまで達しています。
参考資料:(株)リクルート住まいカンパニー「テレワーク×住まいの意識・実態」調査
最後に
どちらにもそれぞれ違った魅力があります。一番大事なのは、自分はもちろん一緒に住まわれる方のライフスタイルに合致しているかどうかです。将来、売却することや親との同居などいろいろな可能性も加味しながら、優先順位をつけていくとで自分にあった住まいが見つかるはずです。
もし、イメージが湧きづらいなと感じたら住宅展示場や、マンションギャラリー等に足を運んでみましょう。
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